定期的に関わることになったサイクルスポーツ雑誌「 BiCycle Club」(Funq出版) 。Bicisport(イタリア)CiclissimoやCycle Sport(八重洲出版)と同様に愛用するサイクリング雑誌です。
面白い記事がたくさんある中で、1月20日に発売されたBiCycle Club2021年3月号に特に心に強く訴えかける記事があります。
「40年ぶりの和歌山ツーリング」
あのころの自分に会いに行く
本誌編集長・岩田氏とその友人・山田氏が40年ぶりに高校時代の春休みに訪れた和歌山県をツーリングする企画です。
50代後半になった男二人の旅ですが、この特集に写真が多く、変わってゆく景色は鮮明に映し出されています。例えば、
スチールバイク→カーボンバイクに
吊り橋→豪華な橋に
砂利道→アスファルトに
開いた景色→鬱蒼とした森に
忙しい毎日の流れに飲まれる中で周りの変化に気づかないまま誰もが歳をとってゆく。この記事を読んで、改めて友達や愛する人と過ごす貴重な時間をしっかり噛みしめないと生きる意味がないと実感しました。この貴重な時間のためにがんばればいいと感じています。
私も昔訪れた場所をもう一度行きたくなりました。
やはり人生は旅です。